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龍珠寺
龍珠寺
本来、龍珠寺は、新羅・文聖王16年(854年)に創建された葛陽寺という寺であった。しかし丙子胡乱の時に焼失した後は廃寺となっていた。朝鮮第22代王正祖が父の思悼世子の陵を華城に移葬した際、この寺を増建して隆陵の願堂とした。
落成式の日に正祖は龍が如意珠をくわえて昇天する夢を見たが、この夢にちなんで龍珠寺と名を改めたと伝えられている。国宝第120号
の梵鐘を始めとし、正祖の深い孝行心が宿る「仏説父母恩重経板」など、多くの文化財を所蔵する文化的価値の高い寺である。 (写真の説明: 龍珠寺/龍珠寺の僧舞祭り/仏説父母恩重経板)
ヒントトーク!!!
龍珠寺の入り口に立つと、梵鐘を抱いた広大な庭園がひっそりと私たちを迎え入れてくれる。歳月の重さを語る老木が静かにたたずみ、何気なく寺のあちこちを眺めると父・思悼世子の魂を慰めようとした正祖の孝行心がうかがえる。寺の庭を歩きながら思悼世子の苦痛と正祖の孝行心について語っていると、かすかに聞こえてくる木魚の音が本当に趣きのある場所。
天保楼(京畿道文化財資料第36号)
法堂である大雄宝殿の前に建てられた楼床形式の建造物。床の下から大雄宝殿に出入りできるようになっている。天保楼の内部の扁額には「弘済楼」と記されている。重層楼閣造りの建造物で、正面5間側面3間の丹青があり、重軒造りの八作屋根となっている。
大雄宝殿(京畿堂文化財資料第35号
龍珠寺の中心となる釈迦無二を祀った建造物で、建築当時の形がよく保存されている。正面3間側面3間。多包系様式で重軒造りに丹青があり、八作屋根となっている
梵鐘(国宝第120号)
高麗初期に作られた梵鐘。韓国の鐘の様式を最も忠実に伝える大きな鐘(高さ144cm/口径87cm/重さ2.5トン/材料:銅)。上部には音筒と龍級があり、脇は上下に連珠紋をまとい、その中には半円が上下に互い違いにつなげられている。鐘身は前後に飛天、左右に三尊像、そして4ヶ所に撞座が設けられている。飛天と三尊像は二つとも雲に乗って空を飛んでいる。
仏説父母恩重経板(京畿道有形文化財第17号)
正祖(ジョンジョ)が龍珠寺(ヨンジュサ)を創建した当時、父・思悼世子(サドセジャ)に対する深い孝行心によって製作したものがこの「仏説父母恩重経板」である。この経板は浮き彫りで註訳が書き込まれ、写実的な絵によって表現されたもので、その内容には父母の恩恵に関する10の事柄が描かれている。経板の大きさは縦34.7cm横23.2cm。木版54枚、石版24枚、銅版7枚など合わせて85枚からなっている。
木魚
龍珠寺天保楼に掛けられたこの木魚(長さ244cm、厚さ33cm、高さ85cm)は、長い歳月を過ぎて今ではかなり色あせてしまっているが、後ろをじろりと見つめるような表情に作られた三重彫刻の木魚で、彫刻と色付けが写実的でよく均衡が取れた作品である。正祖14年(1790年)に製作されたこの木魚は死にゆく動物たちの冥福を祈って作られたものだといわれている。
回楊の木
龍珠寺(ヨンジュサ)の大雄殿の前にある回楊の木は、正祖(ジョンジョ)が父・思悼世子(サドセジャ)の陵を華山(ファサン)に移し龍珠寺(ヨンジュサ)を増建した際に自ら植えた記念樹だと言われている。樹齢はおよそ200年以上と推定され、28歳の若さで父王の手で米びつに閉じ込められ、無念の死を遂げた父・思悼世子(サドセジャ)の魂を慰めようという正祖(ジョンジョ)の深い孝行心がこめられた木だ。
金銅香炉(京畿道有形文化財第11号)
朝鮮初期から王室で使用されてきたものを、正祖が父・思悼世子の墓を華山へ移したときに龍珠寺へ下賜した香炉。龍珠寺の歴代の住職たちが大切に守ってきた香炉である。四角形(高さ40cm、口径30cm)。純金で掘られた装飾が施されており、足は香炉を頭で支える四匹の龍からなっている。
青銅香炉(京畿道有形文化財第13号)
金銅香炉と同じく正祖が龍玉寺に下賜した香炉。八角形(高さ30cm、口径27cm)。香炉の各面には精巧な絵が浮き彫られており、足は短いながらも柔軟に外側を向いており、龍の形に掘られた両手は生き生きと半月型に付けられている。
上樑文(京畿道有形文化財第13号)
龍珠寺(ヨンジュサ)が新しく建て直された正祖(ジョンジョ)14年[1790年]に正祖(ジョンジョ)自らが文章を考えて梁に入れたもの。作成者は不明だが筆跡が美しく、中国の蘇州で作られた約15cmのサテンの上に文章が書かれている。
典籍手写本(京畿道有形文化財第14号)
正祖(ジョンジョ)が父・思悼世子(サドセジャ)の冥福を祈るために自分で書いたもの。大きさは横45cm縦68cmで二巻からなっている。龍珠寺(ヨンジュサ)の釈迦無二を仰ぎ、福を願う内容の美しい詩句が書かれている。やはり作成者は不明だが筆跡が非常に美しい。
屏風(京畿道有形文化財第15号)
正祖が王室で使用していた屏風を下賜したもの。韓紙に描かれた八幅の草木画からなる屏風絵。一幅は横65.6cm縦222.5cmである。
この屏風は金弘道が描いたものと推定されているが確実な根拠があるわけではない。
後仏幀画(京畿道有形文化財第16号)
龍珠寺の大雄宝殿にある幅3m高さ4mの幀画。龍珠寺を増建した当時に金弘道が描いたものだと推定されている。幀画とは仏教儀式やこれに関連した絵のことを指す。
住所と連絡先
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京畿道 華城市 松山洞 188
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電話番号: 031-234-0040
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ファックス: 031-234-2818
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www.Yongjusasa.or.kr
アクセス
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-自家用車: 新葛IC→餅店→慶照大学→水原市外バスターミナル→国道1号線を利用して餅店→国道84号線を利用して右折→龍珠寺・隆陵・建陵の看板が見えたら右側を直進→龍珠寺